数ある介護の職種のなかでも、たいへん責任のあるポジションの一つが管理職です。
施設全体の管理を引き受けるため、多方面とのやり取りが必要です。
経営を安定させ、施設を滞りなく運営していくためには、高いマネジメント能力が求められます。
管理職は、介護サービスの質を上げ、利用者さんに適切なサービスを提供して満足してもらうこと、新規顧客を獲得するために営業活動を行うこと、職員の採用や教育に関する業務を担うこと、職員とコミュニケーションをとり職場環境を整えること等、多くの仕事を担います。
こうした業務を滞りなく進めるためには、介護に関する知識、リーダーシップやコミュニケーションのスキル、経営の知識などさまざまな能力が必要になります。
責任も重く大変なポジションではありますが、職員や利用者さん等に頼られる存在になることで、大きなやりがいを感じられるでしょう。
管理職は、あらゆる方面にアンテナを張り、物事を深く考え、施設をよりよくしていくことが重要です。
自身の仕事のやり方で施設の方向性が変わるといった重要なポジションにいるため、精神的な負担も大きくなりがちです。
しかし自身の実現したい夢や希望を叶えるために、主体性を持って仕事ができる点は管理職の大きな魅力でしょう。
いろんな人々とコミュニケーションをとりながら全体を見まわし、広い視野を持って仕事をしていくことで、人間的に大きく成長できます。
責任が重い分、さまざまな方面において達成感も大きくなることが多いため、やりがいを感じることができるでしょう。